妊娠中の歯科治療は可能ですか? → 妊娠中でも歯科治療は可能です!

妊娠中16週以降の安定期であれば、ほとんどの歯科治療は問題ないと考えられています。ただし、妊娠2カ月まではいろいろな悪影響を受けやすいため十分な注意が必要です。治療する時に、レントゲン撮影が必要になることもありますが、歯科用のレントゲン撮影はお腹からも離れていて、お腹の赤ちゃんへの放射線の影響も無視できるレベルです。当院ではデジタル撮影しているので、さらに被ばく量が少なくなり、防護エプロンの着用を着用しますので安心です。また、局所麻酔薬はお腹の赤ちゃんへの危険性はほとんどないことが報告されています。
痛みが強い時には、安全だと報告されているカロナール®(アセトアミノフェン)、炎症がひどい時にはセフェム系を処方しています。母体にストレスがかからないように、細心の注意を払いながら、当院では治療を行っています。

授乳中の歯科治療も可能です。

授乳期の歯科治療ですが、心配しすぎる必要はありません。
局所麻酔などの薬剤が母乳中に移行するのは2~3時間後と言われていますので、影響を受けやすい生後1~2か月の乳児には、治療直後に搾乳した母乳を与えないようにした方が安心です。
歯科で使用される麻酔、飲み薬は、ほとんど母乳に影響がないと言われていますが、授乳中であることを伝えて頂ければ、母乳に影響がないように授乳期に適したお薬を処方いたします。

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