人間には、上下14本ずつ、28本（親知らずは除く）の歯があります。上下の歯が合わさることで、食物をちぎったり、砕いたりしています。噛み合わせの感覚は非常に敏感であり、髪の毛1本が間に入っても、変化が分かるほどです。

また、年齢と共に、歯の形や位置は少しずつ変わって来ます。歯科治療で、歯に冠を被せたり、部分的に修復しても微妙に変わって来ます。多くの人はその変化に順応しますが、中には噛み合わせに敏感な人がいて、次のような症状を引き起こされることがあります。

噛み合わせが悪くなる理由は様々です。
当院では、お口の中を精査して、どこに異常があるのか調べた上で、慎重に対応しています。何より大切なのは、その人本来の噛み合わせをなるべく変えないようにすることであり、口の中に入るものを、生体に適合させることです。
噛み合わせを慎重に採り、生体に調和した歯を製作するために、ゴシックアーチトレーサーと言う特殊な装置を用いる時もあります。